健気な里芋

里芋は親芋と子芋があります。よくお見るのは子芋。

親芋は大きいものは赤ちゃんの顔位。水分少なく、甘味がある。出汁で炊いて塩で甘味を引き出し揚げ出しに。同様に炊いた芋をつぶしてコロッケに、味噌ソースが合う。いりこ油で醤油や味噌だけでコックリホクホク芋煮。180℃の油でカラリとチップスに。グラタンにも。

茎は赤目の茎が食べられます。取り立ては筋を取り、味噌汁や鍋に。干したズイキはじゃがいもとあい、旨煮やお味噌汁に。私はズイキが大好きで、母に頼んで作ってもらうくらい。ふんわり甘いのと食感がなんともいえません。

水分が必要な里芋、真夏の日中は葉をくるませ水分の蒸発をふせいで、日が落ちると葉を広げ、朝になるとたっぷりの朝露が葉の上に載っています。そして茎に伝わって土に。泥で毛だらけだけど、そんな健気な姿は何とも言えない美味しさを作り出す。

畑に里芋があったら観察してみてください。

 

ソロソロと言っていた米の育苗が始まりました!!昨年の写真をどうぞ