子供たちの五感を育む

夏季休みの最初の仕事が小学12年生くらいの子供とお母さんやお父さんと一緒におむすびとお味噌汁を作って食べました。お米を炊き、出汁をとってお味噌汁作り、糠床と味噌球を作って家族にお土産。短い時間でしたが(冷汗)、皆、元気に帰っていきホットしました。五感をフル回転して作れたかな⁉お米をとぐときの音。浸水完了したお米の色。炊きあがった時の香。天地返しした時の出る湯気の加減。昆布と鰹出汁に舌鼓。一番興味があったのは糠床作りでした。家から持ってきた種床を入れて作るのですが、「糠はお米のにおいがする」「クッサ~イ!」ゲラゲラ笑ってました。私は会場の時間もありゆっくり対応できませんでしたが、食べる時に漬けておいた胡瓜の糠漬けを食べてもらうと美味しいと。人間の五感は環境によって進化どころか退化します、初めてのことがたくさんあったと思いますが、この香、美味しさを思い出してもらいたいと思います。